留学中、日本の銀行どうする??

 


こんにちは^^

 

今日は留学中の日本の銀行の扱いについて

完全なる私の独断と偏見で紹介したいと思います(笑)

 

まず、今日本でみなさんがお持ちの口座ですが、

銀行によっては解約をしなくてはいけない場合があるので

注意が必要です。

 

海外に出国し、非居住者となった場合の対応について

主要な銀行で比較してみたいと思います。

 

短期の場合は特に手続きは不要かと思いますが、

1年以上滞在する予定の場合は確認が必要です。

 

 

 

日本の銀行口座はそのままで良い?

海外に住むとなると日本の銀行口座は

日本にいる時のように使えなくなってしまうことがあります。

海外渡航後にも日本の口座での引落や振込をする必要がある人は

注意した方が良いです。

海外に1年以上居住する非居住者(日本に住民票がない人)は

基本的に銀行口座を解約することを勧めている銀行がほとんどですが、

海外渡航前に解約や必要な手続きをせず、

海外に住んでいることが銀行にバレてしまうと

最悪の場合、口座が凍結されてしまい、日本に帰国するまで使えなかったり、

帰国してから手続きが煩雑になってしまう可能性があります。

 

海外渡航後も利用可能な銀行は?

 今回は、海外渡航後も利用できる銀行を いくつか調べたので

紹介していきます!

 

銀行名 非居住者の利用 月額利用料 国内振込 海外送金 海外ATMの利用
ゆうちょ銀行 △※1 なし
みずほ銀行 なし
三井住友銀行 220円 △※2
三菱UFJ銀行 300円 △※2
ソニー銀行 なし △※2

※1 第三者に委任すれば利用可能

※2 デビットカードで利用可能

 

ゆうちょ銀行

海外居住者:原則解約

海外居住者は原則解約するよう案内が出ていますが、

日本で給与の支払いがあったり、預金等をされる場合は

非居住の手続きをした上で口座を継続して保有はできます。

ただ、アプリやネット上での手続きではなく、

三者に委任することで使用が可能です。

窓口でこの手続きをしなくてはならないので

持っている銀行口座がゆうちょしかない場合以外は

特に窓口で手続きまでしてすることではないのかなと思います。

 

みずほ銀行

海外居住者:通常のサービスは利用不可

解約するような案内は特に出ていないようです。

海外からインターネットバンキングの利用は

ログイン等、システム上は可能のようですが、

サービスの利用ができない場合は責任は負いかねるとのことで

利用者に委ねているようです。

 

現在みずほ銀行で利用できる海外居住者のサービスは

送金サービス(海外勤務者向け日本国内送金サービス) のみで

インターネットバンキングのみずほダイレクト

既に加入されている方が申し込めるサービスで

国内送金のみが対応可能となります。

海外送金もできないのであまり使うメリットはないのかなという印象です。

 

三井住友銀行

海外居住者:事前に海外利用サービスの申込が必要

通常の銀行サービスでは海外居住者は利用できず、

SMBCダイレクト・グローバルサービス の利用申し込みにより

利用が可能となっています。

申し込むことで国内送金、振替、海外送金もできます。

海外の銀行口座を開設すれば

日本の自分の口座から海外の自分の口座への送金も可能です。

ただ、事前に口座を登録してからでないと利用ができないので

急用ですぐに送金がしたい方は他の送金サービスを利用した方が

早く送金できそうです。

事前に登録がされていればネット上で手続きが完結するので便利です。

 

月額220円の利用料はかかりますが、

頻繁に日本の銀行を利用する方はメリットの方が多いような気がします。

 

また、SMBCデビットを作っておけば海外ATMで

現地通貨の引き出しも可能です!

 

 

三菱UFJ銀行

海外居住者:事前に海外利用サービスの申込が必要

三井住友銀行と同様に通常の銀行サービスでは海外居住者は利用できず、

グローバルダイレクトの利用申し込みにより利用が可能となっています。

 

グローバルダイレクトを利用するには事前に

2つのサービス(①三菱UFJダイレクト②ワンタイムパスワードカード)に

申し込みが必要なので①②のどちらも申し込みしていない方は

出国3週間前までに手続きが必要との案内が出ているので

出国前に余裕を持って手続きしてください。

また、このグローバルダイレクトの申し込みには

海外に渡航することを確認するため

留学で渡航する場合は入学許可証が必要になります。

 

月額利用料は他の銀行より少し高くなりますが、

海外送金時に事前登録のない口座にも送金が可能という利点もあるので

海外送金が頻繁に発生する予定のある方はアリかもしれないですね!

 

ソニー銀行

海外居住者:事前に非居住の届出が必要

最後に紹介するのがソニー銀行です!

個人的に今のところこの銀行が一番便利かなと思っています。

実際に私も留学後はソニー銀行をメインで利用する予定です。 

 

海外送金は利用できないので

海外送金が必要な方は向いていませんが、

デビットカードが付いているキャッシュカードで海外ATMでの引き出しはできます。

そして月額利用料もかかりません。

ちなみに、海外からの外貨送金の受け取りはできますが、

ソニー銀行からの外貨送金のみできないようです。

 

海外ATMで引き出した場合、手数料として220円/1回がかかります。

手数料がかかるなら他の銀行を利用した方が良いと思いましたが、

毎月利用するかと言われたらそうではないので

月額料金のかかる他の銀行と比べれば、

利用した時にだけ手数料がかかる方がお得なのかなと思います。

 

ソニー銀行で外貨預金口座を開設していれば

海外ATMで引き出しても手数料はかからないのですが、

残念なことにウォンは取扱通貨ではないんです(泣)

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ソニー銀行取扱通貨

 

取扱通貨外であっても韓国のATMでウォンでの引き出しはできるのですが、

手数料がかかるので1回に少し多めに引き出して

現地の銀行に預金すれば良い話だと思うので

今のところはコストを考えればメリットの方が大きいのかなと思います!

 

現時点ではソニー銀行が外貨預金の取扱通貨にウォンがないので

もしウォンが追加されたら最強だと思います!!

ただ、月末に300万円以上の総残高を保有していれば

優待があるので海外ATM手数料はキャッシュバックされるのですが、

今のところそこまで資産を移すことは考えていないので

手数料は払うしかないかなと思っています。

 

手続きをせず出国し、バレたら??

もし、海外非居住者へのサービスを展開していない銀行口座を

海外で使用したことが銀行にバレた場合は

冒頭でも少し書きましたが、

口座が凍結されてしまい、海外にいる間は使えなくなります。

帰国後に手続きをする必要があります。

 

ちなみに、楽天銀行は実際にそういう方がいたみたいです、、、

 

送金や生活費の引き出し等で使う程度であれば

さほど問題はありませんが、

銀行からの郵便物が届かない、電話しても繋がらない等で

日本にいないことがバレる可能性があります。

 

また、投資や為替等で利益が発生した場合は

納税義務が発生する可能性があるので

後日納税を迫られることになります、、、

 

私も仮想通貨をちょっとやってるんですが、

出国前に売って口座を解約しようと思っています。

 

最後に 

以上、海外居住者になった時の日本国内の銀行口座について

紹介しました。

語学堂での留学の場合、現時点では2学期以上の申請でないと

ビザの申請ができないので少なくとも6ヶ月以上は

韓国に滞在すると思うのですが、

短期留学の場合は出国前に海外転出届を出さない方もいると思います。

今回は非居住者になる場合の扱いなので

短期留学で帰国される場合は特に気にしなくても良いのかなと思います。

現地での生活費を日本にいる家族から送ってもらう場合は

韓国の銀行を開設すれば解決すると思いますが、

私のように全て実費で留学して生活費も貯金でやりくりする方は

必ず事前にチェックした方が損はないです!!

何かあった時後では遅いのでできる限り出国前に

わかる情報は集めて自分に必要な手続きをしてくださいね^^

 

私も忘れないように最新の最新の情報を集めるように

常にアンテナを張っています(笑)